私たちの住むこの稲美町は、先人の苦労と努力によって築かれたため池と農地、歴史や文化に恵まれた農村集落とともに、暮らしやすい住環境が整備された本当に住みよい町だと思います。
また、多様な主体との協働によるまちづくりやボランティア活動、スポーツの振興などが活発に行われています。
私の大好きな稲美町が、これからもずっとみんなに愛される稲美町であり続けることを願ってやみません。
稲美町役場では27年間、地域の皆様のひたむきな姿を常に目にしてきました。
消防団員が火事現場で危険と隣り合わせで消火活動を行う姿
交通安全や防犯協会の皆様のボランティア精神
介護の悩みを抱えられた家族の辛さやそれを支えるサービス事業所のスタッフ献身的な姿
自治会の運営に心をくだかれている自治会長さんのご苦労
地域の農地を懸命に守る集落営農の皆様や日々努力を惜しまない専業農家の皆様
そしてコロナ禍においても必死で地域経済を支える商工労働の皆様
地域の皆様と接する中で、私が27年間常に意識してきたことがあります。
それは、「困っていることを何とか解決したい!」
役所として何かできることはないか、常に自問自答しながら27年間勤務してまいりました。
そして、新たな決意を胸に令和4年2月、役場を退職いたしました。
これから私はどうするのか。それは、これからも変わりません。
これからも、「困っていることを何とか解決したい!」
この想いを大切にこれからもがんばっていきたいと思います。
中山 哲郎(なかやま てつろう)49歳
稲美町国安在住
家族:妻、長女、長男、次男
趣味:釣り、山登り、キャンプ、ロードバイク、 レンゲ米・野菜作りなど
好きな言葉:「努力」、「失敗は成功のもと」
国家資格:社会福祉士(H18)、精神保健福祉士(H19)
経歴
昭和48年3月 稲美町生まれ
昭和60年3月 天満東小学校卒業
昭和63年3月 稲美中学校卒業(生徒会長)
平成 3年3月 加古川東高校卒業(43回生)
平成7年3月 関西学院大学法学部卒業
平成7年4月 稲美町役場入庁
令和4年2月 稲美町役場退職
地域活動
稲美町消防団国安部部長
天満東小PTA会長
天満地区農産部長会会長
私の両親は共働きでしたので、小さいころの私はおばあちゃん子でした。
おばあちゃんの部屋にずっといたし、どこに行くにもついていきました。
寝る前の養命酒をほんの一口舐めるのも、密かな楽しみでした。
何をするのも一緒、ジャガイモを植えるのも、エンドウをちぎるのも、針の糸通しは私の役目でした・・・・
大人になって、私は自然と畑をするようになり、今では梅干しや味噌も自分で作ります。
誰に教えられることもなく勝手に手が動きました。まるで傍におばあちゃんがいるように・・・・
昭和48年生まれのベビーブームの世代なので、中学の同級生は315人もいました。
今では考えられませんが、スポーツはあまり得意ではありませんでした。
というよりは、みんなでするソフトボールやサッカーが苦手でした。球技がダメなのかも。
中学時代は全員が部活動に入っていましたが、私は帰宅部で家に帰ってアニメの再放送をせっせと見ていました(笑い)
私が特別だったのかな?同級生の中には我慢して部活やってた子もいるのかな?
いずれにせよ、大人になってやってる趣味もロードバイク、山登り、魚釣り、畑仕事・・・
子どもにも「パパは一人でする遊びばっかりやな」と言われています。
稲美町役場時代で色々なことに挑戦してきました。
介護予防の一環で、自治会の集会所で虚弱高齢者を地域のボランティアの方が支えるいきいき広場の立ち上げを支援しました。
また、食生活改善グループによるいきいき広場での手作りの昼食の提供の実現もしました。
これらは、決して私の力ではなく、人と人をつないで出来た地域力の賜物なんです。
今から10年以上前に、地域の皆さんと一緒に稲美町に最も適した公共交通をの姿を描いた「デマンド型乗り合いタクシー」が、令和4年度から「あいのりいなみ」が本格運行します。
稲美町の一番の課題といってもいい公共交通。
10年前、住民の皆様と一緒に考え、視察にも行き、事業者や行政機関とも協議しながら、小さな種を播いてきました。
それが、今、動き出しています!!本当にうれしく思います。
これからはどんどん使って、さらに良くしていくことが大切です。
みなさん、どんどん利用しましょう!!
町内の定住人口を増やすとともに、子育てや介護などの親子間等の支え合いを後押しするため、
町内出身者などの子世帯が親元に住宅を取得する場合に補助を行っています。
これは審議会の委員さんの一言がきっかけで、制度化された事業なんです。
まさに、Uターンでの定住促進と子育て支援、介護の一石三鳥の施策だと思います。
住民の皆さんとの意見交換の中で出たアイデアを制度として具体化し、稲美町らしい施策として実施をしていく。そういった行政マンとして醍醐味ともいえる仕事だと感じています。
稲美町特産のキャベツなど町内で生産される美味しい野菜をPRするために、農家の皆さんが丹精込めて栽培したキャベツや大根など約24,000個を使って稲美町イメージキャラクター「いなっち」を描き、見事、ギネス世界記録を達成しました。
使用した野菜もイベント翌日に地域の皆さんに直売して食品ロスもなくしました。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
もう一度チャレンジしたいですね!(実はインドに抜かれちゃいました(涙))
稲美ふれあいまつり2019において、環境の皆様や学生ボランティアさんと一緒に飲食ブースで提供されるプラスティック容器をリユース食器の使用に変更し、イベントゴミの大幅な減少を実現しました。
環境問題を考えるうえでプラゴミの削減は時代の潮流です。
少しの手間と費用で出来ることもある!
ゴミの問題だけでなく、これはすべて分野に通じる方程式だと思います。
趣味もトコトンやります。
中山 哲郎(なかやま てつろう)
公式ホームページ
Mail:urmq31241@maia.eonet.ne.jp
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